昨年１０月の台風１９号で被災した飯山、長野、上田市、南佐久郡佐久穂町など千曲川沿い１２市町の計３０カ所で３日午後６時半、復興への願いを込めた花火が一斉に打ち上がった。新型コロナウイルスの影響で花火大会中止が相次ぐ中、家屋の浸水被害が多かった長野市が各地で助け合っていくきっかけにしたいと呼び掛けた。「これからも頑張らないと」「前向きに」。見上げる住民の思いをつなぐように、光の大輪が夜空に咲いた。