「竜の割石」をイメージして開発したまんじゅう

「竜の割石」をイメージして開発したまんじゅう

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鬼滅のあの巨石、食べてみる? 須坂の和菓子店、まんじゅうに

信濃毎日新聞(2021年1月20日)

 須坂市北横町の和菓子店「コモリ餅店」が、人気アニメ「鬼滅(きめつ)の刃」の主人公が割った石に似ていると話題の市内の巨石「竜の割石(わりいし)」にちなんで、割石をイメージしたまんじゅうを開発した。割れ目や表面の様子を再現するため、生地などを試行錯誤。アニメのブームを起爆剤に、地元の名所と和菓子の魅力を発信したいという。

 直径約6センチで粒あん入り。生地には黒ごまを練り込んで石の灰色を表現した。白あんも混ぜ、表面につやを出した。

 割れ目は、蒸す前に生地の表面にへらで切り込みを入れ、蒸して膨らむ際に亀裂が広がることを利用。店主の島田昌明さん(53)によると、亀裂は広がり過ぎるとまんじゅうが割れてしまうため、山芋を生地に混ぜ、絶妙な幅の裂け目を作れるようにした。

 店は1919(大正8)年創業。市内には臥竜山などに竜にまつわる伝承があり、割石には竜が岩をつかんで割ってしまった―との言い伝えもある。島田さんは、県内外の人に地元が注目されていることを喜ぶ一方、アニメの人気が落ち着けば目を向けられなくなると心配。「ブームに左右されず、長い目で見て地域の魅力を伝えるのが老舗の役割ではないか」と話す。

 1個税込150円。午前9時~午後5時に営業。不定休。

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