しぶきが凍って氷塊が出現した乙女滝=19日午前8時2分、茅野市北山

しぶきが凍って氷塊が出現した乙女滝=19日午前8時2分、茅野市北山

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青白く輝く氷塊 茅野・横谷渓谷

信濃毎日新聞(2021年1月20日)

 茅野市北山の横谷渓谷にある乙女滝(標高約1250メートル)のしぶきが凍り、滝の周りに大きな氷塊がいくつも出来上がっている。19日に見られた氷は、大きいもので高さ約3メートル、横幅約2メートル。今後の寒波次第で、さらに大きくなる可能性があるという。

 滝の落差は約25メートル。蓼科中央高原観光協会によると、滝の周囲は昨年12月下旬から凍り始めた。ただ、今季は上流で工事をしている影響で例年より水量が少なく、氷は小さめという。

 乙女滝は南向きのため、渓谷の他の滝よりも氷が解けるのが早い。氷が見られるのは2月中旬ごろまで。20日は二十四節気の大寒。同協会は「氷を長持ちさせるために、さらなる冷え込みを期待したい」としている。

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