広範囲で氷が解けた諏訪湖=19日午後2時33分(下諏訪町の桜ケ城跡から撮影)

広範囲で氷が解けた諏訪湖=19日午後2時33分(下諏訪町の桜ケ城跡から撮影)

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諏訪湖の御神渡り、氷解けやきもき 「大寒」後、寒さ緩む予報

信濃毎日新聞(2021年1月20日)

 今月13日に3季ぶりに全面結氷が確認された諏訪湖は、ここ数日の気温の上昇などが影響し、広範囲で氷が解けた。20日は1年のうちで最も寒い日とされる「大寒」で、諏訪地方は氷点下10度ほどと今季一番の冷え込みになる見通し。ただ、今週末には寒さが緩む予報で、割れた氷がせり上がる「御神渡(おみわた)り」の出現に期待を寄せる関係者は気をもんでいる。

 長野地方気象台によると、全面結氷した13日は氷点下7・4度まで冷え込んだ諏訪地方。だが、14日の最高気温は平年を6度上回る9・6度と3月中旬並みを記録した。その後も最高気温、最低気温が平年並み以上の日が目立ち、雨や強い風が吹いた日もあって氷が解けたとみられる。

 御神渡りの認定を担う八剣神社(諏訪市)の宮坂清宮司(70)らが19日朝、諏訪市側湖畔の観察地点で測った氷の厚さは、前日より1・5センチ増えて7・5センチ。ただ、沖合の広範囲の氷が解けだしている様子が確認でき、宮坂宮司は「言葉が出ない。大寒は冷え込むが、問題はその後だ」とつらそうに語った。

 20日は放射冷却で冷え込み、風も弱まる予報。結氷には好条件だが、御神渡り出現にはこうした日がしばらく続く必要がある。気象台によると、冬型の気圧配置が緩み、週末からしばらくは平年より高めの気温になるという。

 3季ぶりの御神渡り出現を期待する声は地元に強く、全面結氷以来、湖面にカメラを向ける人の姿が目立つ。下諏訪町の湖岸にある諏訪湖博物館・赤彦記念館は、来館者向けに対岸まで見渡せる望遠鏡を同館2階に置いている。学芸員の太田博人さん(31)は波立つ湖面を見つめながら、「明日は冷え込む。諦めずに期待したい」と話した。

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