立科町茂田井にある「道の駅女神の里たてしな」は、敷地内にある農産物直売所の一部を、住民らが演奏会や農産物の販売など多目的に使えるスペースに改修した。施設の利用者を増やして活性化を図る狙い。改修後初の日曜日となった24日は、町外の業者が乾物を出張販売した。
農産物直売所の床の一部をかさ上げし、隣接する「喫茶女神」の一部にする形で、約18平方メートルのスペースを造成。23日に利用を始めた。31日には地元の高校生らがギターを披露する演奏会を予定。町民が趣味で作っているドーナツを販売する企画も予定する。
駅長の竹花信明さん(72)は「気楽に使ってもらい、地域の人が元気になる一助にしたい」と話している。
道の駅の営業は午前9時~午後5時。多目的スペースは予約制で、営業時間中に利用することができる。問い合わせは道の駅(電話0267・51・4100)へ。