茅野市北山の横谷渓谷にある屏風(びょうぶ)岩に、巨大なつららがいくつもできている。26日は一部に雪がかぶった状態で、青みがかった氷と白い雪の両方の色が楽しめた。蓼科中央高原観光協会によると、つららは横約50メートル、高さ約10メートルにわたる。岩をしたたり落ちる水が凍り、少しずつ大きくなったという。
巨大なつららは遊歩道近くから眺められる。今季は冷え込みが厳しく、例年より2週間ほど早い昨年12月上旬に凍り始めたといい、つららは3月上旬ごろまで楽しめそうだ。
同観光協会の石原敏晴さん(69)は「今週末に寒波の予報がある。氷が長持ちするので、まだまだ今後の冷え込みに期待したい」と話した。