出来上がった入場券を示す長野県立大生

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改装の木曽「義仲館」県立大生が一役 オープンへ「記念入場券」

信濃毎日新聞(2021年3月9日)

 木曽町日義で育った平安末期の武将、木曽義仲をテーマに地域づくりを学んできた長野県立大(長野市)グローバルマネジメント学部3年生6人が、町の展示施設「義仲館(やかた)」の「記念入場券」をデザインし、8日、4千枚を町に贈った。町は同館を改装中で、7月のリニューアルオープン後、来館者に配る。

 記念入場券は縦5・4センチ、横15・0センチで、担当教員が印刷費を負担した。大人向けと子ども向けがあり、それぞれによろい姿の武士たちの絵、義仲や共に戦った巴御前(ともえごぜん)のキャラクターの絵をあしらった。大人向けの券には楷書で「義仲館帰ってきた義仲」、子ども向けの券には丸い字体で「義仲館へようこそ!」と記した。

 学生は歴史や伝説を地域に生かす講座で学んだ。同館の改装を知って協力を申し出た。若林礼晶(あやき)さん(21)、後藤花心(はなみ)さん(21)、市橋史佳さん(21)が代表で町役場に届け、原久仁男町長に「手作りした感じを出したかった」などと説明した。

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