木曽町の酒蔵2カ所と、みそ蔵1カ所による「春の蔵びらき」が17日、町役場の屋外催事場で開かれた。2016年から合同で蔵びらきをしているが、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止し、2年ぶり。感染対策で、各蔵を巡る形式を取らず、商品の詰め合わせを販売した。
三つの蔵などでつくる実行委員会が主催。酒蔵2カ所の大吟醸と、みそ蔵のみそを使った煎餅のセットなど、詰め合わせは4種類を用意した。地域の菓子店やパン店も出店し、家族連れも訪れた。
例年は試飲もあり、名古屋方面からの来場者もいる。同町開田高原の竹脇恵美さん(60)は2年ぶりの開催を喜び、「来年はまた街を歩く形式で開ければいいですね」と話していた。