絵本の読み聞かせを楽しむ人たち

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歩いて浸る和の雰囲気 伝統芸能、松本・縄手通りで楽しむ

信濃毎日新聞(2021年4月19日)

 松本市のナワテ通り商業協同組合は18日、中心市街地の縄手通りや四柱神社で、伝統芸能や手仕事を紹介する催し「春の御庭と春の路(みち)」を開いた。三味線の演奏や体験、木祖村の名産「お六櫛(ろくぐし)」の制作実演と販売、民話の読み聞かせなどがあり、訪れた人がそぞろ歩いて思い思いに和の雰囲気を楽しんだ。

 裃(かみしも)や紬(つむぎ)を着た市内の役者、舞踊家が読み聞かせる民話は臨場感たっぷり。笛や太鼓などで雰囲気を盛り上げ、大人も子どもも聴き入った。お六櫛の細い歯をのこぎりで引く職人の手元を、感心してのぞき込む人も。四柱神社神楽殿では、地域で教室を開く演者らが箏曲や長唄三味線などを披露した。

 信州大教育学部1年の八木知夏さん(18)=三重県出身=は、津軽三味線奏者の福嶋孝顕さん(31)=山梨県=に教わって初めて挑戦。「和の楽器ならではの音が好きです」と楽しんでいた。

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