福井県坂井市のゆりの里公園で、バラが見ごろを迎えている。園内のバラ園で栽培している約150種類、約230株が来場者を楽しませている。
公園では2014年から園内の一角を整備。バラ園のトンネルは、白やピンクの「つるバラ」で彩られている。
色も一様ではなくスペイン語で桜を意味する品種「セレッソ」は、その名の通り淡いピンクが美しく、薄いオレンジで大きな花の「ノーウィッチキャッスル」も目を引いている。
湿度が高くなるとバラの香りが立つといい、5月19日は雨が上がると、園内をほのかな香りが包んでいた。訪れた人たちは、写真を撮るなど思い思いに楽しんでいた。今週末まで見ごろで、5月いっぱい楽しめる。
例年は「バラまつり」を開き、クラフト作品の販売やワークショップを行っているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止とした。