雪の壁の間を通る乗鞍岳春山バス

雪の壁の間を通る乗鞍岳春山バス

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まだ楽しめる乗鞍の銀世界 「春山バス」大雪渓まで延長へ

信濃毎日新聞(2021年6月4日)

 松本市安曇の乗鞍高原でアルピコ交通(松本市)や市などが走らせる「乗鞍岳春山バス」は5日、標高2620メートルのバス停「大雪渓・肩の小屋口」まで運行区間を延ばす。3日、のりくら観光協会などの関係者が試運転のバスに乗り、道路両側の雪の壁を見上げながら安全を確認した。

 乗鞍観光センター(標高約1500メートル)から大雪渓・肩の小屋口までの19・7キロを往復。雪の壁は最高約10メートルで、例年並みという。

 春山バスは4月29日に位ケ原山荘(同2350メートル)までの運行を始めたが、降雪のため5月初めは運休し、同6日に再開した。同協会前会長の福島真さん(69)は「新型コロナの影響はあるが、春スキーや雪の壁を楽しむ人にぜひ来てほしい」と期待した。

 往復3千円(小学生は半額)で一日5往復運行する。春山バスは30日まで。

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