信州大農学部(上伊那郡南箕輪村)は8日、植物資源科学コースの学生約50人が育てたリンゴとブドウを使ったワイン2種類の販売を構内の食と緑の科学資料館「ゆりの木」で始めた=写真。
昨秋に収穫したふじを凍らせて加工した「濃厚リンゴワイン」(375ミリリットル、2千円)は芳醇(ほうじゅん)な香りが売り。「ナイアガラワイン」(720ミリリットル、1500円)は糖度が高く、果実の風味が感じられるという。
「ワインはもっと大人が飲むイメージ」と苦手だったという3年の榊怜晏(れあん)さん(20)。リンゴワインを試飲し「これなら私にも飲める」とすっかりお気に入りの様子。