新しいブイを設置する県ボート協会員

新しいブイを設置する県ボート協会員

長野県 蓼科・八ヶ岳・諏訪

全日本中学選手権競漕大会 下諏訪開催を前にブイ新しく

信濃毎日新聞(2021年6月27日)

 7月10、11日に下諏訪町の下諏訪ローイングパークで開かれる全日本中学選手権競漕(きょうそう)大会を前に、県ボート協会は26日、レーンを区切るブイ約300個の取り換え作業を始めた。同町での大会開催は2003年以来18年ぶり。少しでもいいコースで、気持ちよくこいでもらおう―と、関係者が張り切っている。

 ブイは全長1キロのコースに主に25メートル間隔で設置。例年、3月上旬に設置して冬に入るまでの1シーズン通して使っており、途中で交換するのは珍しいという。この日は、協会の施設部員がゴム製のブイを一つ一つ手作業で直径約15センチの大きさに膨らませた後、船に乗って既に設置されている物と交換した。

 「選手たちには万全の状態で臨んでほしい」と、藤森佳明副部長(27)。朝からコースで練習に汗を流した地元の下諏訪中ボート部2年の井上陽南太(ひなた)さん(14)は「きれいなコースだとよりやる気が出る」。同部コーチの加藤良信さん(65)は「コース整備は大変ありがたい。整ったコースに日本中の中学生が驚くのではないか」と話していた。

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