有機栽培の原料などを使ったみそ商品

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岡谷のみそ蔵姉妹が新ブランド 有機農法の原料使用

信濃毎日新聞(2021年7月16日)

 岡谷市天竜町のみそ蔵「喜多屋醸造店」が、有機農法の原料を使った新ブランド「しぜんと。」を立ち上げた。家業のこのみそ蔵で働く長峰愛さん(33)と佐々木彩さん(32)姉妹が、環境や健康に配慮したみそや発酵食品を企画。まずは有機農法や自然栽培で収穫した県産大豆とコメの2種類のみそを売り出す。

 二人は仲間と有機栽培の大豆とコメを育て、みそ造りをする活動に取り組んできた。3年前、姉妹でみそ蔵を継ぐことを決意。自分たちならではの商品をと開発に取り組んできた。県産の有機大豆とコメを原料にした「有機米みそ」(300グラム690円)は大豆やこうじをしっかりすりつぶしたり、減塩したりと子どもが食べることを意識。自然栽培の大豆とコメを使った「八ケ岳の自然栽培みそ」(同1500円)もある。

 15日、商品を発表した長峰さんは「人と同じ環境で育った食物は体にも相性がいいと思う。さらに地産地消を進めていきたい」と話している。

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