辰野町産のリンゴで造ったワイン

辰野町産のリンゴで造ったワイン

長野県 伊那路

辰野のリンゴ、すっきりワイン 箕輪のレストラン93本販売

信濃毎日新聞(2021年7月17日)

 箕輪町中箕輪のレストラン「ファーマーズキッチン雪(せつ)・月(げつ)・花(か)」が、昨年収穫した辰野町産のリンゴで造ったワインの販売を始めた。店主の野沢久美子さん(48)が、実家の農園で栽培して規格外になった「ふじ」を使用。果実の甘さがあり、すっきりとした味わいに仕上がった。

 ワイン造りは、傷などが付いて贈答用に出せないリンゴを活用しようと2015年に始めた。19年は台風19号の影響で落果や傷などの被害が出たリンゴを使った。今年のワインは、昨秋に収穫した約120キロを伊那ワイン工房(伊那市)に持ち込み、醸造した。

 アルコール度数は7%。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて飲食店で酒を飲む機会は減っているが、野沢さんは「家飲みで楽しんでほしい。渋味もなく、家庭料理にも合わせやすい」とPRしている。

 720ミリリットル入り。93本限定で1本税込み1700円。同レストラン(電話0265・70・7785)で販売している。

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