伊那市の飲食店を中心につくる伊那飲食店組合は「信州山の日」の２５日、加盟１８店がローメンやラーメン、パスタなどの大盛りメニューを提供する「山盛りフェス」を始める。新型コロナウイルス感染対策のため客の集中を避け、東京五輪をテレビで観戦しながら食べてほしいと、メニューの一部はテークアウトにも対応する。

　同市上牧の咲来軒(さくらいけん)は「山盛りかつ丼」（税込み２千円）などを販売。卵でとじたとんかつは通常の２倍の大きさ、ご飯の量は２・５倍という。桜井純一店長（４３）は「家族で分けても楽しめる」とＰＲしている。

　フェスは２０１６年から信州山の日（７月第４日曜）と祝日「山の日」（８月１１日）に開いていたが、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止した。山盛りメニューの提供日は各店で違い、今年は７月２５日と８月８日、同１１日が中心。参加店やメニューは伊那市のホームページに掲載している。提供日などの問い合わせは各店へ。