松本市中心市街地の飲食店などでつくるグループが8月7~9日、新型コロナの感染対策に協力してくれる人にオリジナルTシャツを配り、着用した来店者にドリンクサービスなどを提供するプロジェクトを展開する。100店ほど参加する見通しで、飲食店の利用促進と感染対策の両立を進める。
各日午後3~7時に松本駅お城口に「感染予防ブース」を設置。胸の部分に「松本ありがとうプロジェクト」のタイトルなどをプリントした青いTシャツ600枚を用意し、検温や消毒などに協力した人に無料で配る。この3日間、Tシャツを着て来店した人には、イベントの参加店がそれぞれ、飲み物、おつまみなどをサービスする。
主催する「松本市飲食店合同デリバリー・テイクアウト推進振興グループ」の矢沢洋一代表(45)は、街なかに活気を取り戻すため「店と利用客が互いに安心できる形を模索していきたい」と話している。引き続き参加店舗や協賛企業を募っている。問い合わせは矢沢さん(電話0263・36・5141)へ。