自転車観光に力を入れている飯山市は9日、サイクリングに帯同する「サイクルツアーサポートバス」の出発式を市内で開いた。バスは式典後、雨の中を地元の自転車愛好家と試走した=写真。
周辺8市町村との広域観光圏「信越自然郷」で旅行会社がバスを使ったツアーを企画し、長期滞在につなげる。バス後部には自転車を積むスペースを設け、山道では体力に合わせて自転車とバスに乗り分けることもできる。
試走でバスを先導した「おおぞら自転車クラブ」会長の松山参治さん(70)=飯山市=は「自転車の新しい楽しみ方ができる。自転車観光が盛んになれば」と期待。