塩尻市観光協会は9月1日、JR塩尻駅西口の並木で育てたブドウを使った赤ワイン「塩尻駅西マスカット・ベーリーA」を発売する。昨年から続く「塩尻駅ワイン」シリーズの第3弾。ブドウを栽培している全国唯一の駅として、観光客らにアピールする。
昨年収穫した赤ワイン用ブドウを使用。酸味のバランスが良く、ブドウの味わいを楽しめるワインに仕上がった。180ミリリットル入り税込み550円で300本製造。駅前の市観光センターで販売する。
同協会によると、駅西口のブドウは1981(昭和56)年に市民有志が植樹。現在は同協会と地元の塩尻志学館高校が協力して管理している。昨年は駅構内で育てたブドウを原料にした2種類を塩尻駅ワインとして発売した。
「旅行中や観光の帰りに楽しく味わってほしい」と同協会の担当者。750ミリリットル入りも9月下旬以降に発売する。問い合わせは同協会(電話0263・54・2001)へ。