霧ケ峰高原にある県霧ケ峰自然保護センター周辺で、ツクバトリカブトの鮮やかな紫色の花が見頃になっている。秋を彩る花の一つ。縦長の花が一つの茎にいくつも付くのが特徴で、茎の丈は大人と同じほどのものもある。
ススキの穂が伸びて秋の気配が深まりつつある遊歩道沿いで見ることができる。センターによると、これから1週間から10日ほどは楽しめそうだという。
9月に入って朝の最低気温が5度という日もあったといい、センター職員の有賀沙織さん(36)は「ツクバトリカブトに続いてリンドウが咲いてくれば、霧ケ峰の花のシーズンも終わりを迎えます」。