千田さんの作品の中で踊るダンサー

千田さんの作品の中で踊るダンサー

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平原さんの舞、千田さんの作品とコラボ 松本「パルコde美術館」

信濃毎日新聞(2021年9月18日)

 今夏の東京五輪開閉会式で振り付けを担当したダンサー平原慎太郎さん(40)=川崎市=らが16日夜、松本市の松本パルコで開催中の「パルコde美術館」で展示されている現代アートの内部で踊り、映像作品として収録した。無数の小さな穴から光が差し込む箱型の空間で、幻想的な踊りを披露した。

 平原さんは、県などが著名なアーティストを招いて制作を依頼する「NAGANOORGANICAIR(ナガノオーガニックエアー)」に参加。6月に池田町に滞在中、地元の現代美術家、千田泰広さん(43)のアトリエを訪れて意気投合し、今回のコラボレーションが実現した。

 松本パルコ6階屋上に展示されている千田さんの作品は、縦横4メートル、高さ3・6メートルの箱型で、無数の小さな穴から内部に光が照射される。4人のダンサーらがゆったりとしたパフォーマンスを見せ、「人の輪郭がぼやけて溶け合う」(平原さん)イメージの映像作品に仕立てた。

 映像作品は10月以降に一般公開される予定。

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