諏訪市の北沢美術館が、同館オリジナルグッズのオンラインショップを始めた。新型コロナ下で来館者が減少する中、若い人に美術館を知ってもらい、訪問するきっかけにしてもらう。
8月から同館収蔵のガラス作品をプリントしたトートバッグを館内ショップで販売し、写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿したところ購入の問い合わせがあったことも立ち上げのきっかけ。トートバッグやクリアファイルの他、10月18日からは同館オリジナルの来年のカレンダーを販売する。
同館はガラス作品を多く展示しており、太陽の光が当たると無数の反射光が部屋いっぱいに広がるガラス飾りの「サンキャッチャー」といったガラス製品も取り扱っていきたいという。担当の牧野聖月さん(31)は「コロナ下で足を運べない人も気軽に利用してほしい」と話す。オンラインショップは美術館ホームページからアクセスできる。