茅野市の車山高原観光協会は新型コロナ下で高まるサイクリング需要を取り込もうと、マウンテンバイク(MTB)の貸し出しを始めた。初心者向けに電動アシスト付きも用意。ビーナスラインを走りながら、霧ケ峰一帯を巡るツアーも計画している。
貸し出し台数は10台。電動アシスト付きであれば、10度ほどの傾斜でも力を入れずに走行できるという。雪道でも走行可能な幅の広いタイヤが付いたバイクも用意。計画中のツアーではスタッフの乗った伴走車両も用意し、安全を確保する。
市内の車山高原スカイパークスキー場近くの「車山高原アドベンチャーセンター」で、バイクの種類や時間に応じて4時間1600円から貸し出す。今年は11月中旬までの営業を予定。同協会は「MTBには車で走るのとはまた違う楽しさがある。五感で高原の自然を感じてほしい」としている。