諏訪市の諏訪湖畔にある「かりん並木」で12日、「カリン」として親しまれているマルメロの収穫が行われた。市都市計画課の職員15人ほどが、黄色く色づいた果実を手際よくもぎ取っていった。
今年は諏訪湖周での自転車道造成のため、50本ほどのマルメロの木を伐採し、30本余りは並木の別の場所に移植。さらに8月の大雨の影響で実の大きさがまちまちとなり、例年4トンほどの収量は2トンほどになりそうだという。
収穫した果実は選別し、市内業者に販売する。例年、市役所1階ロビーなどに置く市民配布分をどうするかは今後検討する。