諏訪市の諏訪観光協会が今月、写真共有アプリ「インスタグラム」を使った初のキャンペーンを始めた。スマートフォンなどで撮影した市内の写真に、検索目印のハッシュタグ「＃私のとっておきの諏訪市」などを付けて投稿すると抽せんで諏訪の特産品が届く。若い世代により多く諏訪に来てもらい、楽しんでもらおうとの狙いだ。

　今月末までの週末を中心に諏訪湖上に打ち上げる「諏訪湖オータム花火」に合わせた取り組み。期間は１２月２６日までで、１１月下旬からは湖畔のイルミネーションも予定されている。諏訪湖だけでなく、諏訪の中心市街地や霧ケ峰高原なども訪ね、写真を投稿してもらいたいという。

　同協会は期間中、日本自動車連盟（ＪＡＦ）長野支部と連携して「ドライブスタンプラリー」も開催。市内の観光スポット１０カ所を巡ってスタンプを３個以上集めると、抽せんで諏訪の特産品がもらえる。協会事務局長の浅井学さん（５８）は「日中は街歩き、夜は花火やグルメを楽しんで」と参加を呼び掛けている。