ヤマモミジやイロハモミジなど20種約600本が植わる岡谷市長地出早(いずはや)の出早公園で紅葉が最終盤だ。11日、市などの承諾を得て小型無人機で撮影。西日を浴びて赤や黄に輝き、色鮮やかな落ち葉のじゅうたんも広がっていた。住民が散策したりカップルが記念撮影したりして楽しんでいた。
手入れしている地元「愛楓(あいふう)会」の鮎沢正彦さん(77)によると、例年より1週間ほど遅れたものの、日中の寒暖差も大きく良い色づき。同市と諏訪郡下諏訪町の行政や議会、商工業関係者が観賞して交流する「観楓(かんぷう)会」は新型コロナウイルスの影響で昨年に続いて中止されたが「来年は収束し、さらに多くの人に楽しんでほしい」と話した。