福井県坂井市丸岡町の一筆啓上日本一短い手紙の館で、冬の花や生活をテーマにした絵手紙展が開かれている。1月30日まで。
新型コロナウイルス関連の暗いニュースが続く中、絵と文字に心を込めた絵手紙を通し、明るい気持ちになってもらおうと丸岡文化財団が企画。日本絵手紙協会(東京)から約380作品の提供を受けた。
展示では、ツバキやナンテン、ハボタンなど色鮮やかな花々が描かれ、かれんなスイセンには「寒風の中 輝いている」との言葉が添えられる。干し柿やこたつ、セーター、お鍋など冬の生活を題材にした作品も並び、来場者は心温まる手書きの絵手紙に見入っていた。
入館料は高校生以上200円、中学生100円。