花見客でにぎわう足羽川河川敷。今年のまつりではクラフトマルシェを開催する=2021年3月27日

花見客でにぎわう足羽川河川敷。今年のまつりではクラフトマルシェを開催する=2021年3月27日

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ふくい桜まつり3月26日開幕 ものづくり体験や伝統工芸など充実

福井新聞(2022年2月2日)

 福井県福井市に春を告げる第37回ふくい桜まつりの概要が2月1日、発表された。2年後の北陸新幹線県内延伸による県外観光客の増加を見据え、県内の食や歴史、伝統工芸、ものづくり体験を発信するコンテンツを充実させる。

 市や福井商工会議所、市観光協会などでつくる実行委員会が発表した。期間は3月26日~4月10日の16日間。4月2、3日は、市中央公園などを会場に、「ふくい"桜"城下町」と題したイベントを開催する。同公園はかつて福井藩主邸宅だったことにちなみ、和紙づくりやしょうゆ搾りなど福井のものづくりや文化に触れる体験、そばの販売、甲冑(かっちゅう)パフォーマンスや歴史研究家トークショーなど多彩な催しを用意。周辺ではロンドンバスや電動カートも運行し、まちなかを周遊してもらう。

 桜の名所足羽川河川敷では、幸橋-桜橋の左岸で3月26、27日、越前和紙や越前焼、越前漆器などの伝統工芸品を並べるクラフトマルシェを開催。グリフィス記念館には期間中、まつりや広域観光情報を発信するインフォメーションセンターを設置し、観光客へのおもてなしと周遊観光促進につなげる。

 夜間ライトアップのほか、アウトドアイベントや食の催しなど関連イベントも多数予定されている。

 加茂河原ポンプ場の更新工事に伴い花月橋下の河川敷駐車場が使えず、旧市文化会館や福井競輪場に臨時駐車場を設けシャトルバスを運行する。新型コロナウイルスの感染状況により、イベントの縮小、中止を検討する。

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