江戸落語の人気落語家、隅田川馬石（すみだがわばせき）さん、蜃気楼龍玉（しんきろうりゅうぎょく）さんによる兄弟会が６月２１日、福井県福井市のハピリンホールで開かれる。勢いのある真打ち２人の高座が楽しめる。

　県内の落語愛好グループ「福井☆落語化計画」が企画する定期寄席「萬両亭」の第５３回公演として開く。

　２人は五街道雲助（ごかいどうくもすけ）一門で、福井で定期的に寄席を開いているなじみの噺家（はなしか）。兄弟子の隅田川馬石さんは昨年度の文化庁芸術祭賞大衆芸能部門大賞で、滑稽噺や人情噺などオールラウンダーとして知られる。一方の蜃気楼龍玉さんは怪談噺に定評があり、２０１４年度の同賞新人賞受賞者。当日は２席ずつ披露する予定。

　午後７時開演。チケットは全席自由で３千円（当日は５００円増し、中高生は５００円引き）。

　チケットの取り扱い、問い合わせは同グループの西川さん＝電話０９０（８０９０）８１６７。