長電バス(長野市)は1日、志賀草津高原ルート(国道292号)を通って長野駅と草津温泉(群馬県草津町)を結ぶバスの運行を始めた。同駅と志賀高原(山ノ内町)を結ぶ急行バス志賀高原線のうち1往復を延伸する。草津白根山(長野・群馬県境)の本白根山が2018年1月に噴火して以降、同ルートを通って草津温泉までをつなぐ公共交通機関は途絶していた。
この日、始発の長野駅東口バス停で出発式があり、長電バスの相沢文広社長は「バスを使って、門前町の長野市と自然豊かな志賀高原、湯の里の草津を存分に楽しんでもらいたい」とあいさつ。県PRキャラクター「アルクマ」と志賀高原のPRキャラクター「おこみん」、草津温泉の「ゆもみちゃん」が記念のテープカットをした。
料金は長野駅東口―草津温泉間で大人3500円。