「山の日」の11日、長野市民らに親しまれている地元の飯縄山(1917メートル)を登るイベントが開かれた。同市飯綱高原で今年は10日に開いた花火などを楽しむ「飯綱火まつり」の実行委員会が、魅力をさらに感じてもらおう―と山の日が制定された2016年から毎年実施している。この日も16人が景色を楽しみながら頂上を目指した。
参加者は呼吸を荒くしながら山道を登り、見晴らしの良い所で立ち止まっては長野の市街地や周囲の山々を見渡した。同高原に別荘がある千葉県市川市の有元育子さんは、初めての飯縄山。頂上で「小学生も登ると聞いていたが、予想より大変だった。眺めが良く達成感があった」と満足した様子だった。