秋の諏訪湖上に花火を打ち上げる「諏訪湖オータム花火」が9日、諏訪市湖畔公園前で始まった。諏訪湖で撮影した花火が重要なシーンとして登場する映画「百花」がこの日公開されたのに合わせて企画。映画にも登場する水上スターマインなどが観客を魅了した。
諏訪観光協会などが主催。24日までの毎週土曜日と23日の計5日間、午後8時半から約500発の花火を10分間打ち上げる。映画のロケも行われた湖畔で花火を見上げた下諏訪向陽高校(諏訪郡下諏訪町)1年の押田夏音(おしだかのん)さん(16)は「夏に比べて秋は静かに見られてきれいだった。水上スターマインも諏訪湖ならではの花火」と喜んでいた。
10月も毎週土曜日の午後6時から約10分間、約500発を打ち上げる。新型コロナウイルスの影響で2020年から中止している秋の全国新作花火競技大会に参加していた煙火店25社が、日替わりで創作花火を披露する。