秋空が広がる鹿嶺高原。テラスからは伊那谷や中央アルプスが望める=伊那市長谷

秋空が広がる鹿嶺高原。テラスからは伊那谷や中央アルプスが望める=伊那市長谷

長野県 伊那路 アウトドア・レジャー

青天高く、秋深く  伊那市鹿嶺高原

信濃毎日新聞(2022年10月13日)

 秋が深まる伊那市長谷の鹿嶺(かれい)高原。伊那谷を一望でき、中央アルプスや遠くに北アルプスが見えるテラスに立つと、爽やかな青い秋空が目の前に広がった。

 鹿嶺高原は標高約1800メートルにあり、車なら伊那市街地から1時間ほどで行ける。11日昼前、手元の温度計は11度だった。少し肌寒かったものの、周辺にはトレッキングができる遊歩道があり、平日でも観光客の姿が見られた。

 栃木県足利市から訪れた会社員渡辺博さん(41)は「秋らしく、空気が澄んで気持ちいい。また来たい」と話し、テラスから盛んにカメラのシャッターを切っていた。

 降雨後の雲海の景色も、高原の魅力の一つ。近くの宿泊施設「雷鳥荘」管理人橋爪勇志さん(34)は「この時季は雨が降った後の朝に見られる雲海もきれいです」。

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