本番直前のゲネプロに臨む出演者

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「まつもと演劇祭」3年ぶりに始まる アマチュア5団体、3日間の日程で公演

信濃毎日新聞(2022年10月15日)

 松本市内の劇場などでアマチュア劇団が公演する「第25回まつもと演劇祭」が14日、3日間の日程で始まった。新型コロナの影響で3年ぶりの開催。実行委員会は「コロナで消えかけた演劇の火をともし続ける場にしたい」と意気込んでいる。

 初日は、松本市と塩尻市の女性2人の演劇ユニットが演出を手がけ、出演もする作品「そして、私たちは咀嚼(そしゃく)できない音をただ並べた。」をまつもと市民芸術館で上演。本番前のゲネプロ(総合リハーサル)では、学校の教室をモチーフにした舞台上で出演者が詩を朗読したり、客席に向かって静かに語りかけたりして思春期の心の揺らぎを表現した。

 演劇祭には市内4団体と長野市の1団体が参加。同館、上土劇場などを会場に、チェーホフの戯曲を基にした作品など多彩な18公演を展開する。

 全公演共通パスポートが3千円(25歳以下2千円)。各公演のチケットは1500円。上土劇場とまつもと市民芸術館で販売する。問い合わせは実行委事務局(電話070・5595・5080)へ。

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