満天の星をスマートフォンで撮影しませんか―。長和町大門の長門牧場は26日、初の「Sumaho(スマホ)で星空撮影会」を開く。視界を遮る人工物や他施設の明かりがない環境を生かし、昼間とは違う牧場の雰囲気を楽しんでもらおうと企画した。
レストハウス周辺に加え、普段は立ち入れない牧草地でも撮影できる。今季の牧草の刈り取りが終わったため、特別に開放する。南牧村のホテル専属のカメラマンで、星を専門に撮影する矢崎裕彦さんが講師を務め、スマホで撮るこつを教える。
夜の牧場を活用する目的もあり、星空観察会なども検討しているという。三脚や夜空の撮影に適した最新のスマートフォンの貸し出しもある。営業部の赤松祐樹さん(43)は「普段体感できない暗さの中できれいな星空を楽しんでもらいたい」と話している。
小学生以上対象、定員25人。参加費は小学生千円、中学生以上3千円で、18日までに牧場ホームページの応募フォームから申し込む。雨天時は屋内で星についての講習やデッキからの撮影などを予定。問い合わせは同牧場(電話0267・55・6969)へ。