伊那市長谷の道の駅「南アルプスむら長谷」の木々をイルミネーションで彩る「HASEXmas(ハセクリスマス)」の点灯式が3日、現地であった。高さ10メートルのモミの木などに取り付けた約4千個の発光ダイオード(LED)が周囲を温かみのある光で照らした。
午後5時ごろ、集まった家族連れらが声を合わせて5秒前からカウントダウン。周囲が輝きに包まれると、拍手や歓声が上がった。伊那西小学校1年の藤井大地君(6)は「とってもきれい」と見入っていた。
冬の長谷に新しい名物をつくろうと、市の地域おこし協力隊員らが2018年に始め、5年目。クリスマスカード作りや紙芝居の披露、チェロやフルートなどの演奏もあり、にぎわった。イルミネーションは来年1月16日まで、午後4時半~11時に点灯する。