富士見町商工会商業部会が、八ケ岳山麓で伐採したモミの木のクリスマスツリーをJR富士見駅前の広場に飾っている。長引くコロナ下を少しでも明るくしたい―と初めて企画。夜にはライトアップされ、行き交う人の目を引いている。
モミの木は樹齢20年ほどで高さ約3メートル。八ケ岳山麓にある富士見高原リゾートの協力で7日に伐採し、9日に飾り付けた。約1600個のLED(発光ダイオード)電球も取り付けられ、青や赤、黄色などの光でツリーを彩っている。LEDは環境にも配慮して太陽光で充電される仕組みで、日没後に3、4時間点灯する。年始まで飾る予定だ。
商業部会理事の上原康司さん(55)は「ライトアップすると駅前も明るくなる。この温かみでにぎやかにしていきたい」と話していた。
同商工会は駅近くの「ゆめひろば富士見」でも24日夜まで、LED電球約3万5千個を使ったイルミネーションを点灯している。
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