摘み取ったイチゴを頬張る家族連れ

摘み取ったイチゴを頬張る家族連れ

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喬木村のイチゴ狩り 3季ぶりスタート

信濃毎日新聞(2023年1月16日)

 喬木村観光の目玉のイチゴ狩りが14日、3季ぶりに始まった。新型コロナウイルス感染拡大による中止を経て、完全予約制で再開。初日から、待ちわびた観光客や地元の家族連れが次々と訪れ、赤く色づいた実を頬張った。

 今季は5農家1法人が受け入れ。原大治さん(30)が家族で営む農園では、20アールのハウスに章姫、紅ほっぺなど5種類のイチゴが実り、お客を迎えた。子ども2人を連れて訪れた同村の市瀬彩さん(35)は「再開を待っていた。自分で摘んで食べるのはおいしい」と笑顔。イチゴが好物という長男の凱士(かいと)ちゃん(2)は大きな実に夢中でかぶりつき、口の周りを赤く染めていた。

 予約は好調で、既に2月18、19日分まで土日の枠は埋まっているという。受け入れ農家の団体で副代表を務める原さんは「食べた感想が直接聞ける。イチゴを作るやりがいを感じる」と話していた。

 5月7日まで。予約は、たかぎ農村交流研修センターの専用番号(電話0265・48・0602)へ。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023011500069
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