上伊那郡箕輪町の町営上古田スケート場が２８日、２日間の一般開放を始めた。上伊那唯一の公営天然リンクで、当初は１４日からを予定したが十分結氷せず２度延期。待ちわびた１００人余が青空の下、初滑りを楽しんだ。

　訪れた人たちは、降り積もった雪が掃かれた１周約１００メートルのリンクへ。体全体でバランスを取って滑るも転んでしまった父親に、先を行く子どもが「パパ早く」とせかす場面も。昨季も訪れた箕輪西小学校２年藤井海維(かい)君（８）は「意外とうまく滑れて楽しかった。来年も来たい」。

　２９日も午前７～１０時に開く。貸しスケート靴は無料。リンクの状態が悪い場合は開かず、情報発信アプリ「みのわメイト」で告知する。問い合わせは同スケート場（電話０２６５・７９・０１５２）へ。