茅野市北山の英国式庭園「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」で6月1日から開く「フラワーショー」の実行委員会は22日、同園で初会合を開き、英国王立園芸協会の園芸最高責任者ティム・アプソン氏の基調講演を6月2、3日に行う日程などを明らかにした。初夏の蓼科高原を代表するイベントに定着するように、園芸の魅力を伝えるさまざまな企画を用意することを確認した。
フラワーショーは毎年恒例で開催期間は5日間だったが、今年は18日間に拡大。運営を同園などでつくる実行委員会形式とし、信濃毎日新聞社などが共催する。期間中は連日、英国から招く講師らの庭園造り講座や、寄せ植えのワークショップ(参加型講習会)などを開く計画で、参加者を募っていく。
初会合ではJR茅野駅などから同園までの来場者の交通手段確保などを検討するとした。英国園芸研究家で同園オーナーのケイ山田さんは「植物や蓼科の景色が好きな人たちの交流を広げる機会にしたい」とあいさつした。