諏訪市湖南の西山公園に飾り付けられたこいのぼり約１００匹が、風を受けて泳いでいる。今年は開花が早く、散り始めた木もある桜との共演が楽しめる。

　こいのぼりの飾り付けは、地元住民でつくる「北真志野若れん」が１９７９（昭和５４）年ごろから行っている。今年は３月２６日に同公園に飾った。毎年、古くなったものは新しく寄付されたものと入れ替えて、来場者に楽しんでもらえるようにしている。

　若れん会長で会社員の藤森翔さん（３５）は「今年は桜の開花がだいぶ早かった。散り始めたが、空を泳ぐこいのぼりと園内の桜を一度見てほしい」と話している。