飯田市龍江の「天龍峡八重桜街道」でヤエザクラが見頃を迎えている。晴れ渡った17日は、濃淡が異なるピンク色の花びらが日差しを浴び、天竜川左岸の堤防沿いを彩るように咲き誇った。
街道は約2キロにヤエザクラが200本ほどが並び、訪れた人は車窓から眺めたり、写真を撮りながらゆっくり歩いたりしていた。地元住民らでつくる「さくら並木愛護会」の一ノ瀬孝司会長(74)は「今年は豪快に咲いた。下から見上げると見事」と話す。
見頃は今週末ごろまで。22日まで午後7時~8時半にライトアップを行う。23日は「さくら祭り」があり、飲食店の出店、太鼓や小学生らのバンド演奏などを予定している。