コケが覆う慈雲寺の参道。西日が差し込むと緑の濃淡の対比が際立つ=5日、下諏訪町東町中

コケが覆う慈雲寺の参道。西日が差し込むと緑の濃淡の対比が際立つ=5日、下諏訪町東町中

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参道覆う緑のじゅうたん 下諏訪町の慈雲寺

信濃毎日新聞(2023年6月7日)

 梅雨の時季が迫り、雨の日が多くなる中、下諏訪町東町中の慈雲寺の参道を覆うコケが潤い、色鮮やかさを増している。中門から山門にかけての約60メートルは緑色のじゅうたんを敷き詰めたようだ。

 寺によると、参道のスギ並木が作る日陰と、豊富な地下水がもたらす湿潤な土壌がコケの生育に適している。梅雨の時季は新しい芽が出始めるといい、福田精裕(せいゆう)住職(56)は「色鮮やかになる季節。コケを見ながら蒸し暑い日も涼んでほしい」と話す。

 5日も観光客や親子連れが訪れ、西日を浴びて緑色のコントラストが強まった参道の石畳を子どもが楽しそうに歩いていた。

 観光で訪れた群馬県桐生市の桑子俊和さん(68)はこけむす参道をじっくりと見渡しながら「手入れが行き届いていて、きれい。鮮やかな緑色に心が癒やされます」。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023060600655
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