諏訪市のJR上諏訪駅改札口の天井に10日、風鈴約300個が飾られた。観光客らに涼を感じてもらおうと、同市の観光施設「SUWAガラスの里」から借りて毎年飾り付けており、色とりどりの風鈴が涼しげな音色を響かせている。
風鈴には打ち上げ花火やヒマワリ、アサガオなど夏をイメージさせる絵が描かれ、形も音もさまざま。改札口での風鈴の出迎えに、足を止めて見上げたり、写真を撮ったりする人も目立った。
風鈴は当面飾る予定。新型コロナが5類となり今夏は多くの観光客らの来訪が予想されるだけに、箱山真樹駅長は「風鈴は駅の夏の風物詩。多くの人に諏訪の涼を感じてほしい」と話した。