長野県諏訪郡下諏訪町東町下の旧商家「伏見屋邸」に、包装用リボンで作った「リボン金魚」が飾られている。室内につるされた約500個の飾りが、風に吹かれるたびにかわいらしく揺れている。
リボン金魚は、地元シルバー人材センターの下諏訪手芸同好会が制作。毎年夏に釣り糸でつるしており、伏見屋邸を訪れる観光客にも好評という。今年は今月下旬まで飾る。
兵庫県尼崎市から友人と訪れたコーヒー焙煎士の柴田麻子さん(53)は旧中山道を歩いていた途中、リボン金魚が目に入り、立ち寄った。柴田さんは「めっちゃかわいくて涼しげ。金魚を見ながらくつろげます」と話した。