豊丘村の道の駅「南信州とよおかマルシェ」は27日、村産の野菜や大鹿村産の山塩を材料に使ったジェラートの新商品3種類を売り出す。この日は、とよおかマルシェの運営会社が加盟する「日本ジェラート協会」(東京)が定めた「ジェラートの日」。とよおかマルシェの担当者は「南信州の食材を使ったジェラートで、厳しい残暑を乗り切って」と呼びかけている。
協会は毎年、ジェラートの日に合わせて加盟店が統一メニューを提供する企画を展開。今年は塩を使うことがテーマで、とよおかマルシェも参加した。発売するのはトマト、キュウリ、ミルクの3種類。いずれも大鹿村の旅館「山塩館」が温泉の源泉から製造する山塩で味付けした。片桐明駅長は「塩を振って食べる野菜のおいしさを引き出した」とアピールする。
それぞれ約100食分用意。売れ行きが好調なら、追加製造を検討する。既存の種類も含め、1カップ(400円)に2種類を盛り付けるか、1種類とソフトクリームの組み合わせのいずれかを選ぶ。
ジェラートの日は、オードリー・ヘプバーンがジェラートを食べるシーンが有名な映画「ローマの休日」が1953年8月27日に米国で公開されたことにちなんだという。