駒ケ根市は9月16、17日、夜の駒ケ根高原でお酒や映画観賞が楽しめる「駒ケ根高原 夜の森テラス」を初めて開く。農産物直売所前などでビアテラスやミニ縁日を計画。観光客に高原の別の魅力を提案して滞在時間を延ばし、消費の拡大につなげる狙いだ。
両日とも午後4~9時。森に囲まれた一帯を発光ダイオード(LED)のランタンで照らす。市が今夏新装したウッドデッキや、太田切川の近くにテーブルやいすを置き、ビアテラスを開設。南信州ビール(駒ケ根市)の地ビールなどが味わえ、つまみは高原内の飲食店が提供する。
高原名物の「すずらんソフト」と他地域のソフトクリームを食べ比べる企画も用意。スクリーンを設け、星空の下で映画も上映する。市の担当者は「市民に駒ケ根高原の良さを再認識してほしい。観光客には今後も足を運ぶきっかけにしてもらえるといい」としている。
映画鑑賞は8日までに申し込みが必要。問い合わせは市商工観光課(電話0265・96・7724)へ。