「諏訪湖オータム花火」が30日、始まった。諏訪観光協会や諏訪湖温泉旅館組合などの主催で、赤や青、緑といった色とりどりの花火が秋の諏訪湖畔を彩った。今月28日まで、毎週土曜の夜に計5回打ち上げる。
新型コロナウイルス流行で2020年から中止が続く「全国新作花火競技大会」の代替イベント。煙火店計25社の創作花火が楽しめる。この日は午後6時からの10分間に太陽堂田村煙火店(茅野市)など5社の約500発が初島から打ち上げられた。
花火が終わると湖畔から自然と拍手が湧いた。妻と2人で初めて諏訪湖畔での花火を楽しんだ愛知県飛島村の会社員、正木儀憲さん(53)は「音が反響して迫力があった。見た目もきれいだった」と話した。