ススキが覆うゲレンデから望む戸隠連峰

ススキが覆うゲレンデから望む戸隠連峰

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リフトに乗って山を満喫 秋に初めて運行 戸隠スキー場

信濃毎日新聞(2023年10月5日)

 長野市郊外の戸隠スキー場の運営会社「戸隠」は7日、紅葉やススキといった秋の山を楽しんでもらおうと、リフトの運行を始める。カフェも営業し、山頂付近には新たにウッドデッキを設ける。冬季以外の運行は初めてで、地元の観光の課題解決につなげたい考え。15日まで。

 怪無山(けなしやま)山頂(1549メートル)へ至る長さ約千メートルの第3クワッドリフトを運行する。ススキが覆うゲレンデの上や林の中を通り過ぎる。切り立った戸隠連峰や長野市最高峰の高妻山がゲレンデの正面にそびえ、戸隠神社奥社の杉並木も確認できる。周囲の黒姫山や妙高山、北アルプスといった名山も眺められる。

 戸隠神社参拝とそば店巡りが人気の戸隠観光では幹線道路の渋滞が課題。運営会社は、駐車スペースが豊富なスキー場まで観光客を誘導できれば、渋滞解消につながるほか、地区内での観光消費額も増えると見込み、リフト運行を試すことにした。

 同社の武井智史・営業本部長は「他では見られない景色が広がっている。市民にも通年で通ってもらえる戸隠にしたい」と意気込んでいる。

 往復で大人1500円、小中学生千円(片道は大人千円、小中学生700円)。午前9時~午後3時半(下り最終は午後4時)。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023100300606
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