中野市でコワーキングスペースを運営する団体などでつくる実行委員会は今月から、市内のラーメン12店が参加するスタンプラリー「推し麺ラリー」を始めた。個性豊かで魅力的な品を出す店が多い同市を「ラーメンのまち・信州なかの」としてアピールし、来訪者増加につなげようと初めて企画した。11月末まで。
参加店で、麺類(つけ麺、焼きそばを含む)を注文するとスタンプカードをもらえる。1杯ごとにスタンプ1個が押され、期間中にスタンプ3個を集めると、応募できる。各店に設置された応募箱にカードを投じると、抽選で「信州プレミアム牛肉ロース」や「シャインマスカット」「きのこ盛り合わせ」などが当たる。
実行委事務局の市企画財政課は「中野を代表するご当地ラーメンはないが、人口数の割に店舗数が多く、多種多様さが特色」とする。参加店の一つで濃厚な鶏白湯スープが売りの「麺屋 風月」の店主有沢英明さん(53)は「いろいろなラーメンを味わい、推し麺を見つけてほしい」とPRしている。